「脱・リクルートスーツのススメ」

株式会社キーカンパニー 代表取締役 下薗博康 のブログ「風は南から」

「脱・リクルートスーツのススメ」


2012年8月16日

私が採用のお手伝いをさせていただいているとある企業の実質的な1次選考は、私服での参加を義務付けています。

物理的な理由があることはあるのですが、その学生の個性や人間性を判断する上でも、また記憶・印象という点でもこの私服での参加は非常に役立っています。

ひと昔前までは、概ねグレー・紺・黒のスーツが定番でしたが、ここ最近はグレーのリクルートスーツをきている学生(特に男子)をみかけることはほとんどなくなりました。

そのせいか、最近学生の名前と顔を一致させることが非常に困難になってきたように思います。
(そもそも私の年齢的な記憶力の低下もあるのだと思いますが。。。)

また夏場の採用活動において、企業側はクールビズにもかかわらず、学生はリクルートスーツにネクタイというケースも少なくなく、何となく彼らが可哀想にも思います。

そこで、季節に関係なく是非私服での採用活動を推奨しましょう!!

前述の通り、私服姿からは、ある程度日常の学生を垣間見ることができます。

単にファッションセンス云々ということではなく、昔小学校で教わった「服装の乱れは、心の乱れ」に遠からず、その学生の人となりを確認する上でも有効だと思います。

そもそも全くの場違いな格好をしてくる学生がいたとします。

その場合は単純に空気を読むことができないのではないか?という疑問を抱きますよね(笑)

また清潔感溢れる格好でさっそうと登場した学生のベルトが異常に長かった時なんかは、あまり細部に目を向けないのではないか?といった仮説を立てることができます。

服装の色なんかもけっこう象徴的だったりしますよね。

以前学生の就職カウンセリングを今以上に大々的にやっていた期間がありましたが、初回にリクルートスーツでガチガチに緊張していた学生が2回目の面談に私服で来た際は、自然に笑顔も出て、自分の言葉で、自然体で話してくれるケースが少なくありませんでした。

決して学生の粗探しをするといったことではなく、一番重要なのはリクルートスーツという鎧兜を学生が脱ぎ捨て、普段の自分・素の自分を表現して欲しいと願っているわけです。

とは言え、「必ず私服でお越しください!」という案内を徹底してもシッカリとスーツでくる学生も存在しますが・・・

企業と学生の両者が鎧兜を取り払い、正面から本音でぶつかり合える出会いの場が増えることを切に願う今日この頃です。