「入社後に活躍する人材を考える」

株式会社キーカンパニー 代表取締役 下薗博康 のブログ「風は南から」

「入社後に活躍する人材を考える」


2014年10月15日

当社には現在、研修と教育の分野を得意とするメンバーが存在します。

私が彼に期待しているのは、クライアントに対して一貫性のある採用と教育のサービスを提供できる環境を作ってほしいということです。

採用現場で日常的に私も「採用がゴールではなく、入社してから雇用する側とされる側の両者が成長することが大切です」と偉そうに話しているのですが、私の専門領域は採用であり、入社後の育成についてはある意味素人のような存在です。

そんなジレンマを感じていた私は、彼がジョインしミーティングを繰り返すようになってから、二つの視点を持つようになりました。

ひとつは、前述の通り採用後の人材をどう育成していくかということ。

それともうひとつは、入社後の活躍人材の特性の把握と採用への生かし方です。

一般的に採用要件の定義を行う手法として、ハイパフォーマーな既存社員の行動特性をリサーチする手法が多いわけですが、これはこれで大変な工数が発生するのと同時にかなり特定な人材に偏ってしまうという課題がありました。

もっと分りやすく且つ、多くの企業で汎用的に活用できる基準はないかと考えていた矢先に、彼と同行機会がありました。

繰り返しになりますが、採用(特に新卒)と教育・研修に一貫性を持たせるという趣旨でクライアントとディスカッションをしているときに彼から出てきたキーワードに一瞬言葉を失いました。

彼の思考回路は採用ではなく、入社した人材をいかに活躍人材に育てるかということ。

その目的を果たすために、昨今の若者の志向を分析し、その志向に沿った教育メソッドを長期間かけて考えてきたわけです。

彼から出てきたキーワードは、ビジネスにおいて成功するのは「目標設定型人材」と「価値観重視型人材」の2パターンであるということ。

極論に聞こえるかもしれませんが、私自身は納得感のある言葉でした。

教育事業に従事している方からするとごく当たり前のことなのかもしれませんが、社会志向・ビジョン重視の学生よりも、高い目標を設定して、ひたすらに達成に向け行動する人材を採用する方が企業にとってプラスだということを口にすることが多くなってしまっている採用
畑の私にとってはまさに目からウロコだったのです(そんなことは当たり前だろうと言われる方も少なくないかと思いますが・・・)。

大雑把に言うと、

●「目標設定型人材」とは?・・・未来に向けて目標を設定し、成功する人材。
●「価値観重視型人材」とは?・・・日々どんな価値観を大切に生きるかで成功する人材。

時代背景等の影響で、最近は「価値観重視型人材」の出現率が非常に増えているという現実を受け止めた採用と教育が求められているのです。

これ以上は非常に長くなりそうなので、詳細は次の機会にお伝えしたいと思います。