問題山積みの就職活動

株式会社キーカンパニー 代表取締役 下薗博康 のブログ「風は南から」

問題山積みの就職活動


2010年12月1日

日本最大級(最大?)の大学の就職課を表敬訪問。

目的は、

●地方出身学生に大手ナビにはない地元の企業(求人)情報を提供

●勤務地に拘らずに自分に適した企業(求人)情報の提供

するための提案である。

つまり「ふるさと就職応援ネットワーク」の加盟各社が保有する企業(求人)情報を薗大学の学生に提供させてほしいという話をしに行ったのだ。

主題はシッカリと検討していただくことになったのだが、対応いただいた担当者とだいぶ長い時間現在の就職・採用における話題で盛り上がった。

学生の就職支援に随分と長く携わっていらっしゃる方で、多くの持論を披露いただいた。

中でも非常に共感したのは、ナビのエントリー機能を無くすということと、学生に対するキャリア支援を疑問視しているということ。

ナビのエントリーを無くすと就職活動する学生は、嫌でも自らその企業に電話するかフォーマット化されたいないメールで自分という人間を伝えようとしなければならない。

実はこれが非常に重要なこと。

そもそも企業に電話をかけて担当者に取り次いでもらうというハードル(社会人になれば当たり前のことなのだが)を超えることで学生は成長するであろうし、メールで自己紹介をすることで自然と自らと向き合わなければならないのだ。

ただ懸念されるのは、そのハードルを越えられない学生が今以上に社会からはじかれてしまう可能性があるということだ。

個人的には大半の企業がそういった採用手法を取ればかなりの学生が失敗を繰り返しながら少しずつ適応していくと思うのだが。。。

妙な平等主義が足かせになっている。

もう一つのキャリア支援という非常に曖昧な行為。

この担当者が懸念されていたのは、どの程度の成果が上がっているかが見えないところだという。

確かに大学1~2年生に対してキャリア支援(教育)を施したからと言って、真の就業力(社会で活躍できるための基礎力)が身に付くのかが現状では見えにくい。

やらないよりやった方が良いのはその通りなのだが、もっと目に見える成果を残すためにはどうすれば良いのかを真摯に考えている担当者であった。

これも僕の持論だが、僕はもっともっとアルバイト(インターンシップではなくてよい)を通しての就労体験が必要だと思っている。

特に学生たちがほとんど来ない、むしろ社会的地位のある方々が多く訪れるような飲食店等でのアルバイトを進めたい。

僕自身学生時代に、表参道でのバーテンのアルバイトで多くのできる(できそうな)社会人と出会い、多くのことを教えてもらった。

あまり正攻法ではないが、自分が大学生で就職活動中であればさりげなくアピールすることもありだともいえる。

まぁ最終的には社会と家庭の教育が重要だということが担当者とのコンセンサスだったことを付け加えておく。