「原点回帰し始めた採用活動!?」

株式会社キーカンパニー 代表取締役 下薗博康 のブログ「風は南から」

「原点回帰し始めた採用活動!?」


2012年3月8日

2月に入った頃から、多くの企業からセミナー・会社説明会への参加数が伸びずに困っているという相談が増えてきました。

背景としては、12月1日解禁によるエントリー数の低下と時間的制約によって学生が物理的に説明会に参加出来なくなっていることが考えられます。

それに加え、学生と話をしているとそもそも説明会の案内メールに目を通していないという話を耳にします。

これは単純に情報過多だと思われます。

特に主要ナビのメールボックスは常に満杯で(属性にもよるでしょうが)、殆ど開封していないというのが現状のようです。

そこで採用担当者が、一生懸命エントリーしてくれた学生に電話をかけていると思いますが、専任の担当者や業務をアウトソーシングしている会社はともかく現状は説明会の動員に関して本腰を入れて電話がけを行っている企業は決して多くありません。

ではどうやって説明会の参加数を増やせばいいのでしょうか…

私としての答えはテレマーケティングです。

単にエントリー者に電話をかけるのではなく、エントリー者以外の学生を対象にしたテレマです。

ナビ全盛を迎える前の採用市場では、このテレマーケティングが動員の命綱だった時期もあります。

個人情報の扱いが今ほど徹底されていなかった時代には、企業が名簿を買って直接またはテレマ会社に委託して唐突に電話をかけて自社の説明会に参加を促していました。

さすがに現在ではそれはできません。

ですから現在では、ある程度信頼のおける主体者(登録が前提)から「何かしらの理由でおススメの会社説明会があるけど参加しませんか?」といったアプローチを行うわけです。

例えば、リクナビが学生に電話をかけ「こうこうこういう理由であなたに合いそうな会社の説明会があるけど参加しませんか?」と言われると学生も悪い気はしませんよね?

それに昔ほど直接電話をかけてくる企業も減っているということもテレマにとっては追い風です。

また電話でコミュニケーションをすることで、ある程度その学生の印象が分かるというのもテレマのメリットだと考えます。

オペレーターの力量で完璧とは言えませんが、参加者リストに電話での印象をある基準でフラグ立てしておくだけでもこれは価値ある情報として活用できるわけです。

企業も学生もメールへの依存度が上がってきた現在、テレマを活用した採用活動というのも悪くない戦術だと思います。

テレマ以外でも選考プロセスにコンセンサスゲームを導入したり、作文を重視したりする企業が増
加傾向にあるというのは、現在の採用・就職活動における課題が顕在化してきているのでしょう。

「採用活動の原点回帰」。

きっと『時代の要請』なのかもしれませんね!